2017年5月24日水曜日

東芝BDレコーダ DBR-M590 の録画モード

何の気なしに当たり前のごとく、DBR-M590 のタイムシフト録画を DR モードでやっていたが、ちょっと圧縮モードも試してみようかと実験してみた。
録画元データが異なるので厳密ではなく、単なる参考程度で、ffmpeg の -i オプションで収集できる情報での比較だ。
動画再生環境はインターレースを前提としたテレビではなく、パソコンモニタでの再生を前提としている。

結論:
もうハイビジョンの時代なので、mpeg2 しか再生できないような環境でなければ標準モードは捨てて、HD画質モード一択。
しかも、標準モードは mpeg2 コーデックなので、画質は悪いのにビットレートはそれほど低くない。やっぱり H264 コーデックのHD画質モードの方が総合的に優れている。
一応製品マニュアルでは、HD画質モードの録画時間説明には

・AF(x2圧縮)
・AN(x3圧縮)
・AS(x4圧縮)
・AL(x5.5圧縮)
・AE(x12圧縮)

となっているので、

AF が 11,205 kb/s だとすれば
 →AN:想定 7,470 (結果は 7,551 ) kb/s
 →AS:想定 5,602 (結果は 7,108) kb/s
 →AL:想定 4,074 (結果は 4,353) kb/s
 →AE:想定 1,867 (結果は 2,209) kb/s

となる。
ASのブレは1.2倍を超えているので、額面どおりの圧縮性能は出なかった。その割りにASからは輪郭にインターレース感が目に付き始める(テレビで再生するならASでも十分な画質だと思う)。
ALからはブロックノイズが目に付き始め、AEともなると、もはや貧乏感満載で切ない画質だ。
完全に個人の意見だが、DR を 100 の満足度とすれば、
 →AF:95
 →AN:90
 →AS:80
 →AL:50
 →AE:30
となる。
なので、家のタイムシフト録画はちょっと満足感がある「HD画質モード AN」ということに決定した。



■以下は実験結果(録画ソースが異なるので、まぁ参考になるのは映像のビットレートとコンテナ、コーデックぐらいでしょう)

HD画質 AF:
Input #0, mpegts,  bitrate: 11205 kb/s
  Program 1024
    Stream #0:0[0x1011]: Video: h264 (High) (PMSF / 0x46534D50), yuv420p, 1440x1080 [SAR 4:3 DAR 16:9], 59.96 fps, 59.94 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1021]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 144 kb/s
    Stream #0:2[0x1022]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 144 kb/s
    Stream #0:3[0x1201]: Unknown: none ([6][0][0][0] / 0x0006)

HD画質 AN:
Input #0, mpegts,  bitrate: 7551 kb/s
  Program 103
    Stream #0:0[0x601]: Video: h264 (High) (PMSF / 0x46534D50), yuv420p, 1920x1080 [SAR 1:1 DAR 16:9], 29.97 fps, 29.97 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x605]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 255 kb/s
    Stream #0:2[0x606]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 192 kb/s
    Stream #0:3[0x610]: Unknown: none ([6][0][0][0] / 0x0006)

HD画質 AS:
Input #0, mpegts,  bitrate: 7108 kb/s
  Program 103
    Stream #0:0[0x1011]: Video: h264 (High) (PMSF / 0x46534D50), yuv420p, 1920x1080 [SAR 1:1 DAR 16:9], 59.96 fps, 59.94 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1021]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 255 kb/s
    Stream #0:2[0x1201]: Unknown: none ([6][0][0][0] / 0x0006)

HD画質 AL:
Input #0, mpegts,  bitrate: 4353 kb/s
  Program 103
    Stream #0:0[0x1011]: Video: h264 (High) (PMSF / 0x46534D50), yuv420p, 1920x1080 [SAR 1:1 DAR 16:9], 59.96 fps, 59.94 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1021]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 249 kb/s
    Stream #0:2[0x1201]: Unknown: none ([6][0][0][0] / 0x0006)

HD画質 AE:
Input #0, mpegts,  bitrate: 2209 kb/s
  Program 103
    Stream #0:0[0x1011]: Video: h264 (High) (PMSF / 0x46534D50), yuv420p, 1920x1080 [SAR 1:1 DAR 16:9], 59.96 fps, 59.94 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1021]: Audio: aac ([15][0][0][0] / 0x000F), 48000 Hz, stereo, s16, 255 kb/s
    Stream #0:2[0x1201]: Unknown: none ([6][0][0][0] / 0x0006)


標準 XP:
Input #0, mpegts, bitrate: 9472 kb/s
  Program 1
    Stream #0:0[0x1011]: Video: mpeg2video (Main) (SESF / 0x46534553), yuv420p, 720x480 [SAR 32:27 DAR 16:9], 14950 kb/s, 29.97 fps, 29.97 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1031]: Audio: ac3 (AC-3 / 0x332D4341), 48000 Hz, stereo, s16, 384 kb/s

標準 SP:
Input #0, mpegts, bitrate: 4919 kb/s
  Program 1
    Stream #0:0[0x1011]: Video: mpeg2video (Main) (SESF / 0x46534553), yuv420p, 720x480 [SAR 32:27 DAR 16:9], 14950 kb/s, 29.97 fps, 29.97 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1031]: Audio: ac3 (AC-3 / 0x332D4341), 48000 Hz, stereo, s16, 384 kb/s

標準 LP:
Input #0, mpegts, bitrate: 2500 kb/s
  Program 1
    Stream #0:0[0x1011]: Video: mpeg2video (Main) (SESF / 0x46534553), yuv420p, 352x480 [SAR 80:33 DAR 16:9], 14950 kb/s, 29.97 fps, 29.97 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1031]: Audio: ac3 (AC-3 / 0x332D4341), 48000 Hz, stereo, s16, 384 kb/s

標準 EP:
Input #0, mpegts, bitrate: 1600 kb/s
  Program 1
    Stream #0:0[0x1011]: Video: mpeg2video (Main) (SESF / 0x46534553), yuv420p, 352x240 [SAR 40:33 DAR 16:9], 14950 kb/s, 29.97 fps, 29.97 tbr, 90k tbn, 59.94 tbc
    Stream #0:1[0x1031]: Audio: ac3 (AC-3 / 0x332D4341), 48000 Hz, stereo, s16, 384 kb/s

2017年5月10日水曜日

BOOX N96ML の Android 4.4 アップデート

ようやく待ちに待った、BOOX N96 の Android 4.4 アップデータ(4.4.4)が公開された。

http://ereader-store.de/en/content/8-downloads

別に今の4.0が安定していないとか、不具合があるとかではない。単に、最近のアプリの4.0切り捨てが広がっているからだ。個人的には、これで楽天koboがインストールできるから、ちょっとうれしい。
まだ、モルモット的な感じのプレリリースで、デメリットがちゃんと明記されていないので、ものは試しと、実施してみた。


手順は公開ページでも記載されているが、一応、日本語で記載しておく。

1. ファームウェアアップデータをダウンロードし解凍
http://ereader-store.de/DATA/N96ML/N96ML_2017-05-02_17-04_dev_fbc2cc2_user.zip


2. BOOX を完全シャットダウン
  電源ボタン長押し → 表示される電源を切るダイアログで「OK」



3. BOOX をダウンロードモードに設定
  「<」ボタンと「>」ボタン、電源ボタンを同時に押す→ 青ランプ1回点滅で完了



4. アップデータに含まれる「MfgTools.exe」を起動



5. セキュリティの警告が表示されるので「実行」をクリック



6. MfgTools.exe の起動画面が表示されるので、「Start」ボタンをクリック
  ※公開された手順では、「MFGプログラムウィンドウは接続されたHID対応デバイスを報告するはず」となっており、どうやら「USB Mass Storage Device」と表示されることを指しているようだ。「Drive(s)」欄にも何か表示されるかと思いましたが、当方では何も表示されなかった。



7. BOOX の内蔵ドライブをフォーマットするダイアログが表示されるので、「キャンセル」ボタンをクリック
  ※ MfgTools.exe 側で内蔵ドライブの内容は消去されます!



8. アップデート作業が始まり、下記表示になったら完了
  当方では実質3分ほどで完了



9. 「Stop」ボタンをクリックしてから、「Exit」ボタンをクリック


以上でアップデート作業は完了、電源を入れれば、BOOX はまっさらな状態になっているので、再度、日本語化を実施

1. Settings -> Language -> Language -> 「日本語」

2. Settings -> Systems -> Date -> タイムゾーンの選択 -> 「日本標準時(東京)」

3. Google Play から日本語入力用IME(当方は Google 日本語入力)をインストールし、

4. Settings -> Language -> Language ->  デフォルト -> 「Google 日本語入力」

ぐらいで、初期設定は完了。
ほとんど4.0と使い方は変わらないので、特に悩むことはないかと。