2020年3月31日火曜日

VTR に GIVI のサイドケースを付けてみた(後編)

今回の作業で一番ブラックボックスだったのが、SB2000(汎用マウントキット) の精度。

東南アジアだけに流通する安価な商品で、商品写真で見た目も結構チープ。でも、だからソソられるっていうのもあるけどね。

試しに、E22N(サイドケース本体)をガチャっとハメようとしたら、

ハマらねぇ!

かなり強い力で E22NSB2000 に変形するぐらい押し当てればハマる状態。当然、リリースボタンも硬くて、簡単に指で押せるようなものではない。
原因は、E22N 側でロックする出っ張りが、SB2000 側ホルダー上部の受けの懐が深くて、なかなか押し込めないこと。

とりあえず、ドレメルのルータ でガリガリと5mmほど削って、やっとのことで簡単にハマるようになった。
多分、金属加工や溶接時の精度で生じるズレだと思うので、運が良ければ加工なしに使える人も奇跡的にはいるんだろうと思う。


あと、このホルダーの塗装を剥がした箇所はどんな下地でも塗れるプライマーとか塗らないと塗料が乗らない。黒いパーツだから、万能黒染めスプレーを錆止め代わりにしておいた(手持ちの黒染め液は全く反応しなかった)。


次は、汎用マウントキットなので、無駄にステーが長い。見栄えが悪いので、ドレメルのルータ で必要なサイズにすべてカット。
右のタンデムステップ根本にあるマフラーステー固定部と、ホルダーをステーで固定させたいが、残念なことに欲しいところに穴がなかったので、ドリルで穴あけ加工が必要。


ステーはすべて黒染め液が効いたので、ボルトとナット、ワッシャーも含めて全部黒サビ加工しておいた。


最後、やっぱり製品の塗装が不安でサビが心配だったので、ホルダーとステーは強力なシャシー用ブラックで全体を上塗りしておいた。
未塗装のステーを写真左端の中央に置いたので比較すると、写真では結構テカって見えるが、実際には梨地なので案外マットな感じに見える(もうちょっとマット寄りだと思ったので残念)。


完全に乾燥させるため2日は置きたかったので、ついでにサイドケース本体をコートすることにした。
よく街で、無塗装のリアボックスが白っぽく変色して今にもボロボロ崩れ落ちそうになってるやつ見ません?あれだけは避けたいんですよ。
この無塗装樹脂用のガラスコーティング剤だと、硬度がボディー用より低く3Hだけど、3年は効果が持つそうなので、まぁ、保険として施工してみることにした。
比較写真を撮り忘れたけど、黒に深みと光沢が出て、高級感が少し出た。

【2日後】

とりあえず、SB2000 を装着。
なかなかいい感じ。ウインカとの取り合いもバッチリ。



しかし、マフラーステーとホルダーを繋ぐステーの収まりが、イマイチ納得いってない。
  • あまりにも付属のステーを使うことに拘りすぎたからか?
  • ゴムワッシャーをスペーサー代わりにつかったからか?

あと、右側と違って左側は2点での固定なので、見た目が不安定なところか(実用的には問題なさそう)。

まぁ、一応、収まってはいるので、修正は次の時間があるときに先送り(今見ると、それほど問題でもないなぁ)。


では、E22N を装着。
小柄なVTR250には少し大きいのかな、車体との見た目のバランスはイマイチ。でも、そんなことどうでもいいこと。憧れた、サイドケース(パニヤケース)付きのバイクに乗れるのだから。





これでツーリング行っても、積載量に心配なし(もともと自分の荷物は多くない方なので、どっちかというとお土産用かな)。

通常使いだと、やっぱりサイドケースは外して、フニャフニャの防水バックを付けた方がスリ抜けとか気楽にできるしなぁ。



【後日】

やっぱり、左側のホルダーが2点留めなのが気になって仕方がない...。
ネタ探しにホームセンターを探索していると、「丸セパ」なるコンクリート打つときに使う材料らしいが、イケてそうなモノを見つけた。


左右のホルダーを繋げて安定させるには持ってこいな感じなので、ホルダー間の欲しい長さは340mmだったけど、全長345mmの30cm用を税込みで1本35円という安さでゲット(ただ、売られている状態ですらサビが出てるシロモノ)。


SB2000のネジは8mmだけど、これは5/16インチ(7.9375mm)。そんなナットは持ってないので、ナットも4個購入(ワッシャーはSB2000に付属の8mm用を流用)。全部含めて100円しないという、ナイスなプランが完成。
もちろん、サビ取りとサビ止めしておかないとヤバいシロモノなので、丁寧にサビを擦り取って、黒さび加工しておいた。


ただ、ホルダーの4つある穴のうち、後方下部の穴を使おうとしているので、

  • 多分ないけど、ショックが沈んだとき、タイヤが接触しそうな見た目の恐怖感
  • 泥ハネとか小石とかガンガン当たりそうな過酷な場所

っていうのが無駄に心配。

とりあえずは、切断したステーの端材で穴をセットバックさせ、丸セパはハーネスチューブで保護することにした(内径8mmのチューブなので、隙間なくピッタリとフィットさせるため、台所用のアルミテープで丸セパをグルグル巻きにし、スーパーXで端っこを密封した)。
あと、ブレ・振動吸収用にゴムワッシャー、ゆるみ止めにねじロックは必須。


では、取り付け。




やっぱり、左のホルダーのブレがほぼなくなって、見た目の安定感も違う。
ただ、ヤボったくなったねぇ...、後ろから見ると顕著。 スマートじゃないんだよね。


なくても実際は困らなかったしなぁ...。
気持ち悪くなったら、取り外そうっと。だって、製作費100円ぐらいしか掛かってないしね。



2020年3月30日月曜日

VTR に GIVI のサイドケースを付けてみた(前編)

前々から、サイドケース(パニヤケース)を付けてみたいと思ってはいたんですよ。
...で、ようやく決心つきました。やってみますよ!

どのサイドケースにするかは前から目を付けていた、GIVI の E22N に決めた。新興勢力の SHAD も探してはみたけど、VTR250専用はおろか汎用的なマウントキットすらないので論外。
早速、アマゾンで E22N(サイドケース本体)SB2000(汎用マウントキット)を発注した(購入した SB2000 は正確には「SBL2000」の名称で東南アジア向けの製品)。

4日後、商品はすべて届き、サイドケース本体側は商品説明そのままだし、パッと見だけで別に確認事項はない。
でも、汎用マウントキット側は詳細な寸法とか何も記載されてないので、商品が無事に届いているかだけでなく、確認すべき仕様が山ほどあった。



軽く車体に当ててみると、ヘルメットロックとシートロックを兼ねている部品が完全にサイドケースに隠れてしまう。しかし、これは専用パーツが出ないと素人では移設が無理っぽい(今後の宿題かな)。ヘルメットロックは機能として完全に死ぬが、とりあえず、シートロックはサイドケースを外せば使える。
まぁ、ヘルメットロックが後ろにあるのは好みじゃなかったので、すでに前方のフレームに新規に取り付けてあったから、別にどうでもいいって言えば、どうでもいい。


あと、致命的なのは、後方ウインカがサイドケースと干渉するので移設が必要なこと

ただ、今取り付けている、中華ものの流れるウインカって...、別にカッコいいとかじゃなく、好奇心だけで取り付けたもんだからね...。ついでだし、ちゃんと好きなデザインのウインカに前後とも交換してしまおう!(サイドケースの取り付けネタは、今回ここまで)


私が好きなウインカのデザインは、砲弾型でちょっと小ぶりなのが好み。

アマゾンとかWebikeとかいろいろと検索してみると、すでに廃番になっている POSH のベーシックウインカー のデザインが限りなく理想に近い。ただ、廃番だけあって、どこにもブラックの新品が見当たらない。
なので、ヤフオクとメルカリで検索すると、メルカリで新品同様のダブルとシングル球の両方を出品している人を発見。

しかも、新品・未使用でほぼ半額だなんて、こんなに嬉しいことはない...。

まぁ、当然買うわけだわな。
あと、ウインカをより後方に移設するわけだから、ウインカを取り付けるステーが必要になる。場所的にはナンバープレートと共締めぐらいが丁度なので、強度も考えてとにかく厚いものを選択。用途は少し違うが、荷掛けフック用の TANAX MF-4612 が3mmなので、これを購入。


取り付ける穴径が異なるので、10mm径に調整するため グロメット も購入。


前方はそのままで良いかと思っていたが、セミビキニカウルを付けているので、付け根が低いと隠れてしまうことが判明。
このウインカは車体側からボルトを刺して、ウインカ側がナットの役割になるため、専用の長いボルトを購入する必要がある。M10×75mm が最長なので、これを購入。

...で問題となるのが、ウインカと車体との間にできる隙間 約50mm を何で埋めるか?

一応、頭の中ではゴムの筒とか念頭に置いて、ホームセンターを探索していると、あるもんですね。「戸当たりゴム」ですよ!


径は違うけど、中心にネジを通す穴まで掘られている。もう完璧。
家に帰って、早速10mmのドリルで穿ったら完成。



これで取り付け準備は完了。
次は、省電力化が必須のVTR250ですから、バルブは当然、LEDに変更しなきゃだ。

専用のレンズカバーもいつ廃番になるかわからないので、3種類とも揃えた。お気に入りはオレンジ色でなく、(上の写真のように)スモークだったので、発光色がオレンジ(アンバー)の球が必要。また、ケース内に収めるためには全長28mm以下でないと無理っぽい。
アマゾンで検索すると、シングル球はすぐに安くていい感じのが見つかったが、ダブル球は結構シブい選択肢になる。
とりあえずダブル球は、


の2つに絞った。まぁ、どっちかが緊急時の予備になると考えて2つとも購入。

実際に取り付けて、ポジションモードで発光したときの比較。もちろん左が暗い方の正宗工房のダブル球、右が中華もののダブル球
なお、ウインカモードの発光は若干明るくなるぐらいで、言われれば判る程度の差(最後のおまけを参照)。


正宗工房の方は昼間で交差点を斜め前の対向車にギリギリ見えるかといった感じ
ただ、中華ものの方はVTR250の電源の弱さで、エンジンを切った状態ではポジション、ハザード、ウインカは発光しない
まぁ、エンジンを切って使うことはないと思うので、中華ものの方を日常使いすることに決定。

とりあえず、後方ウインカの移設作業は完了。




これで、ようやく、サイドケース取り付け作業ができるわけだ。後編へ続く。



【おまけ】LED球とレンズカバーの組み合わせによる見え方(無灯->ポジションモード->ウインカモード)










2020年3月4日水曜日

JBL REFLECT MINI BT がスマホに繋がらない!

結論から言うと、

JBL REFLECT MINI BT 自身のリセット方法

の紹介です。

スマホを新しいの(AQUOS sense3 plus)に買い替えて、JBL REFLECT MINI BTをつなげようとしたところ、電源を入れなおそうが全く認識しない。

Webでいろいろと検索すると、後継機の JBL REFLECT MINI 2公式ページの「仕様とサポート」で、以下のことが記載されていた。

一部のAndroid携帯を OS Ver.9.0以降に更新すると、一部のREFLECT MINI2でBluetooth接続ができない(携帯側がREFLECT MINI2を検出しない)。
弊社サービスセンターでお客様のREFLECT MINI2をお預かりし、制御ソフトをAndroid携帯OS Ver.9.0 対応版に書き換えてお返しいたします(無料)。
...
・保証内である事の確認のため、ご購入日の証明になるもの(例:購入店のレシート、ネット販売なら納品メール等)を必ず添付してください。

一番最後の行の「保証内である事の確認のため」というのは、保証期間内でないと、ファームウェア更新すら対応してくれないという意味だろうね。恐ろしい文言ですなぁ。
ただ、私の持っているのは前モデルだし、公式ページにも情報がなくなっているシロモノ。
とりあえず、サポートダイヤルに電話して聞いてみたら、

「まずは、デバイスのリセットを試してみてください。」

JBL REFLECT MINI BT電源が入った状態で、プラスとマイナスボタンを同時に長押ししてください。」

これで、速攻解決。
ペラい説明書でも、このぐらい記載しておいてもいいと思いません?

2020年2月21日金曜日

VTR のミラーをラウンドタイプに変更してみた

10年以上前に購入した、POSH Faithの角っぽいステンレスミラーを使っていたんだけど、VTR をカフェレーサー風にしたので、ラウンドタイプに変えたくなった。

...それに、そろそろ実用本位に、新保安基準に適合したヤツに買い替えてもいいかなってね。
希望としては、カワサキのZ900RS cafeの純正ミラーが、


ステーが短く、ローポジションなので、最もいいんだけど、取り付けるのHONDA車だしね。似たようなサードパーティーの製品はないかと探せば、ありましたよ!

DAYTONA ハイビジミラー ラウンド LOW

早速 2020/1/26 に注文したんだけど、納期が遥か先の 3/4 との回答。
まぁ残念だけど、別にバイク乗れないわけでもないので気長に待ってたら、少し前倒しの2/21 に届きました。
...で、すぐに取り付けて商品レビュー。

前から見た感じの比較写真。
POSHの方はステーの長さ調整機能がなく、ちょっと横幅が両端のレバーよりハミ出るのが気にはなってたんですけど、DAYTONAの方はある程度調整できるから、これでもう何も言うことはない。色も黒だし、見た目もピッタリ!



横から見た感じの比較写真。
色が黒でステーが短い分、かなりすっきりした感じになった。これは完全に自己満足。




ミラーの見え方の比較写真。
まぁ、うまく写真撮れる自信なかったけど、その通りの写真になった。
DAYTONAの商品を開封したときの感想は「鏡面デカっ!」だった。写真だとうまく伝わらないけど、ほんとに上下とも広く景色が映るし感動。カッコも大事だけど、やっぱ、コレが一番大事ね。




嬉しかったポイント。
POSHの方は、ミラー位置調整にいちいちレンチが必要なので、カッコはいいけど角度調整とかがマジで面倒臭かったっていうのが本音。それに比べ、DAYTONAの方は自由可動部があり、微妙な調整を工具なしにできる。まぁ、「そんなの当たり前でしょ」って人が多いと思うんですけどね、POSHのヤツは高価だけど、当たり前じゃなかったんですよ。
あとは、走っててもブレが気にならないし、ビバ、新保安基準適合!


走行動画がコレ


結論としては、

「ヤセ我慢せずに、実用本位の商品にして良かった!」

ですね。

2020年1月27日月曜日

ScanSnap iX1500 のmacアドレスが分からない!

久々に、配慮のない、設定をユーザにブン投げる商品に出会った。
その名は、

ScanSnap iX1500

箱を開けて、マニュアルらしきものはなく、ペラ紙が1枚。

1 スキャナーの初期設定
ScanSnapの電源をONにし、タッチパネルの指示に従って初期設定を行って下さい。
タッチパネルでWi-Fi接続の設定を行います。
USB接続も選択できます。

本体に電源スイッチらしきものはないから、電源コードを指すことを「電源をON」を言っているのだと推測できるし、タッチパネルの操作はまぁ、スマホを使ってる人なら問題なく分かるだろう。
ただ、端末との接続設定に関して「タッチパネルでWi-Fi接続の設定を行います。」だけでは、あまりにも不親切。

もはやWi-Fiルータを初期設定のまま使ったら危険なんて誰でも知ってる常識。通信の暗号化だけでなく、Wi-Fiアクセスポイント側でmacアドレス制限する人も増えてきてるんじゃないですか。
ユルユルのWi-Fiルータなら、タッチパネルの指示で乗り越えられる気はするけど、この機械がどういうmacアドレスを持っているのか教えてくれないと、困る人いるでしょ?

今までの経験から、macアドレスは箱のシール、本体のシール、説明書等のシールに記載されていたもんだが、この機械はそんなに親切ではない。

しょうがなく、ペラ紙に

マニュアルはこちら↓
http://scansnap.com/m/

って書いてあるので、「macアドレス」で検索してみたら、これまた衝撃!

ScanSnapのMACアドレスを無線アクセスポイントに設定してから、再度、Wi-Fi設定をしてください。

っていうのしか出てこない。
macアドレスが分からん!」って言っているのにね。怒りに火をつける、見事な追い込み具合。USB接続予定のない人は、Wi-Fiの設定しないと、これ以上、タッチパネルの指示の先に進めない。
だけど、サポートに連絡するのは絶対に面倒臭いことになるので、自力解決を試みる。
とりあえず、

  1. Wi-Fiアクセスポイント側のログを解析する
  2. USB接続をして初期設定を完了させれば、本体の設定情報から見られるかも

を試してみる。
1をやれば、疑わしいmacアドレスはすぐ洗い出せた。多分、これでOKなんだけど、せっかくの配慮のない商品なのだから、「これだけでは断定できない」としよう。実際、その時間に見知らぬmacアドレスがログに記録されていただけだから、危険と言えば危険だしね。

なので、2で先に進むことにした。本体電源を入り切りして、USBケーブルを接続すれば一瞬で初期設定は完了した。

...で、macアドレスはと言うと、ホーム画面から歯車マークの「設定」→「Wi-Fi設定」を順にタッチ。


「Wi-Fi接続モード」をタッチして、表示されるメニューから任意の接続方法を選択し(私は「アクセスポイント接続」)、<-マークをタッチ。


「Wi-Fi設定」画面に戻れば、「Wi-Fi情報」が有効になるのでタッチ。


ようやくScanSnap情報画面にたどり着いたので先はすぐそこ、「ネットワーク」タブをタッチ。


はい、macアドレスにたどり着けました。
まぁ、ログの解析通りではあったけど、確証が取れたわけだ。よしよし。

最近はWEBやスマホのおかげで、ユーザ側がGUI操作に慣れてくれてるから、マニュアルがスカスカでも、設定ダイアログを作りこめば、初期設定はなんとかなるケースが多い。
まぁ、昔からマニュアル読んでから使い始める人は少数派だったみたいだけど。

過剰な写真やイラストでバカでも分かるマニュアル作りを目指してた頃の反動が来ているんだろうけど、この商品のペラペラ過ぎるインストラクションはアウトでしょ。
基本機能を正しく設定するための手順と情報が欠落しているんだから。

ひと手間掛けて、

  • macアドレスを本体にシールで貼る
  • 初期設定画面にmacアドレスが表示されるようにする

のどれかを対処しておかないと、また反動で分厚いマニュアル時代に戻るきっかけになるかもしれない。